2014年2月4日

VisualSVN ServerとTortoiseSVNを使ってバージョン管理 (2)

前回、VisualSVN Serverのインストールが完了したところからの続きです。

とりあえず起動してみたいと思います。

起動するとこんな画面が表示されます。

このあとユーザーの作成、リポジトリの作成へと続きます。







最初にユーザーを作成します。

画面ツリービューの「Users」を右クリックして、「Create User...」を選んでください。


入力ダイアログが表示されるので、ユーザー名とパスワードを入力します。

ユーザーの作成が出来たら、ためしにクライアントPCから接続してみてください。
URLは、https://[サーバー名]:[443または8443]/になると思います。


おそらくセキュリティに問題があると表示されると思いますが、続行してください。

もし、いちいちこの画面が出るのが嫌な場合は、証明書をインポートしてください。
また接続自体が出来ない場合は、ファイアーウォールを確認してみてください。


続行するとユーザーとパスワードの入力を求められるので、先ほど設定したユーザー名とパスワードを入力して「OK」をクリックしてください。


するとこのような画面が表示されます。
とりあえずユーザー設定は以上です。
次は、リポジトリを作成していきます。





VisualSVN Serverの画面に戻って、今度はリポジトリの作成を行っていきます。
リポジトリというのは、バージョン管理の対象となるファイルとその履歴を格納するデータベースのことを言います。

では、左ツリーのRepositoriesで右クリックし、表示されたショートカットメニューから「新規作成」-「Repository...」を選んでください。


するとこのような画面が表示されるので、リポジトリ名を入力します。
名前はなんでもかまいません。ここではrepo1と入力します。
入力したら「次へ」をクリックします。


初期のリポジトリ構成を決めます。
ここでは「Empty repository」を選んで「次へ」をクリック。


アクセス許可の設定です。
ここではデフォルトの「All Subversion users have Read/Write access」を選びます。
そして、最後に「Create」ボタンをクリックします。


「Repository Created Successfully」と表示されればOKです。
「Finish」ボタンをクリックして終了してください。


VisualSVN Serverの画面に「repo1」が表示されているかと思います。

リポジトリの作成は以上です。


次回は、クライアントでTortoiseSVNの設定を行っていきます。


<関連記事>
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