2014年2月6日

VisualSVN ServerとTortoiseSVNを使ってバージョン管理 (4)

TortoiseSVNのインストールと設定が出来たところで、では実際にファイルを登録してバージョン管理を行っていきたいと思います。

ここでは、ド定番の「HelloWorld」というC#プロジェクトを登録します。



最初にリポジトリにプロジェクトのフォルダを作成します。

リポジトリブラウザの「repo1」右クリックし、「フォルダの作成」をクリックします。


「HelloWorld」と入力します。


repo1の下にHelloWorldというフォルダが表示されていればOKです。


次に、このHelloWorldというフォルダの下に、「branches」「tags」「trunk」というフォルダを作成します。

ちなみにそれぞれのフォルダの意味は、

・branches
開発のブランチコピーを入れる場所。つまりプロジェクトから枝分かれしたものを管理するためのもの。

・tags
タグコピーを入れる場所。ヘルプによるとリリースしたリビジョンなど特定のリビジョンをマークするためのものらしいです。

・trunk
メインの開発ラインを入れる場所。通常ここを使うことになると思います。


ちなみに、今回プロジェクトフォルダの下にtrunkとかのフォルダを作成しましたが、逆でもいいみたいです。
trunkフォルダの下にプロジェクトフォルダをを作成してもいいようです。





ここからいよいよインポートを行っていきます。
インポートとは、リポジトリにバージョン管理するファイルを格納することです。

まず、プロジェクトフォルダ(ここではHelloWorld.slnがある場所の一つ上のフォルダ)で右クリックして、TortoiseSVNのメニューから「インポート」をクリックします。


次にリポジトリの格納する場所を選びます。
ここでは、HelloWorldの下のtrunkフォルダです。
「OK」をクリックするとインポートを開始します。


インポートが完了すると、このような感じになります。


これでバージョン管理をしたいファイルがリポジトリに格納されたので、あとは開発を行うときにここから取り出し(チェックアウト)て変更を行い、そして変更されたものをまた格納する(コミット)ということをやっていきます。

次回は、実際にチェックアウトとコミットをやっていきたいと思います。


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