では、ファイルの作成まで出来ましたので、次にテーブルの作成を行っていきます。
よくAccessの参考書とかを見ると、いきなり「顧客テーブル」とか「受注テーブル」の作成から入っていくことがありますが、超初心者にはちょっとハードルが高すぎると思います。
そこで今回はもっと単純なテーブルということで「名物テーブル」というのを作ってみたいと思います。
全国の各都道府県にある名物をデータとして格納します。
ちなみにテーブルとは、Excelのシートのようなものです。
横に列項目が並んでいて、レコードと言われる行によって構成されています。まあ、実際に作成してみたほうが理解できると思います。
では、今回作成する列項目は次になります。
列項目 | 内容 |
---|---|
ID | IDとなる数字。一位になる番号を格納します。 |
名物 | 名物の名前。 |
都道府県 | 都道府県名。その名物がどこの都道府県の食べ物かという意味になります。 |
それでは、前回作成した「TestDB.accdb」を開きます。
まず、メニューの「作成」のところから「テーブル」をクリックします。
するとこのような「テーブル1」というタブが表示されます。
次に、最初の列の「ID」はそのままにして、2列目の「クリックして追加」をクリックします。
そして、表示されたメニューから「短いテキスト」を選択します。
↓
するとこのようになるので、「フィールド1」と黒く反転しているところに、「名物」と入力します。
そうしたら、次に右隣の「クリックして追加」を先ほどと同じようにクリックします。
そしてまた同じ「短いテキスト」を選択します。
そして今度は「都道府県」と入力してください。
ここまで出来たら保存します。
左上の保存ボタンをクリックしてしてください。
すると、「名前を付けて保存」ダイアログが表示されるので、テーブル名を入力して[OK]をクリックします。
今回、テーブル名は「T_名物」としました。
とりあえずこれでテーブルの作成は完了です。
あとはこのテーブルにデータを入力していくだけです。
では、例となる以下のデータを入力してみます。
ID | 名物 | 都道府県 |
---|---|---|
1 | 石狩鍋 | 北海道 |
2 | 牛タン | 宮城県 |
3 | 稲庭うどん | 秋田県 |
4 | きりたんぽ | 秋田県 |
5 | 焼きまんじゅう | 群馬県 |
6 | ひもかわうどん | 群馬県 |
7 | サンマーメン | 神奈川県 |
8 | 富山ブラック | 富山県 |
9 | ひつまぶし | 愛知県 |
10 | きしめん | 愛知県 |
11 | 讃岐うどん | 香川県 |
12 | 長崎ちゃんぽん | 長崎県 |
13 | ソーキそば | 沖縄県 |
14 | サーターアンダギー | 沖縄県 |
入力するとこのようになります。
うーん、麺類が多いな。(笑)
では、最後に保存しましょう。
これでテーブルにデータの格納が出来ました。
次回は、フォームの作成を行っていきます。
<関連記事>
【超初心者向け】はじめてのAccess(その1:Accessとは)
【超初心者向け】はじめてのAccess(その2:データベースを作成する)
【超初心者向け】はじめてのAccess(その3:テーブルを作成する)
【超初心者向け】はじめてのAccess(その4:フォームを作成する)
【超初心者向け】はじめてのAccess(その5:レポートを作成する)
スポンサーリンク