2017年1月20日

【PowerShell】ローカルコンピュータ上にシステムの復元ポイントを作成する


ローカルコンピュータ上にシステムの復元ポイントを作成するには、Checkpoint-Computerを使用します。

構文
Checkpoint-Computer [-Description] <説明> [[-RestorePointType] <復元ポイントタイプ>]

復元ポイントの作成

復元ポイントを作成するには、Descriptionパラメータを使って「説明」を設定する必要があります。この「説明」は必須です。
PS C:\work> Checkpoint-Computer -Description "Test Check Point"

では、Get-ComputerRestorePointで確認してみます。
PS C:\work> Get-ComputerRestorePoint

CreationTime           Description                    SequenceNumber    EventType         RestorePointType
------------           -----------                    --------------    ---------         ----------------
2017/01/02 15:59:59    スケジュールされたチェック...  22                BEGIN_SYSTEM_C... 7
2017/01/09 11:32:31    ebi.BookReader4 をインスト...  23                BEGIN_SYSTEM_C... APPLICATION_INSTALL
2017/01/10 22:04:07    Installed EpsonNet Print       24                BEGIN_SYSTEM_C... APPLICATION_INSTALL
2017/01/17 22:24:26    スケジュールされたチェック...  26                BEGIN_SYSTEM_C... 7
2017/01/20 19:43:49    Test Check Point               27                BEGIN_SYSTEM_C... APPLICATION_INSTALL
最後の行に先ほど作成した「Test Check Point」があるのが分かります。


タイプを指定して作成

復元ポイントのタイプを指定して作成することも出来ます。デフォルトはAPPLICATION_INSTALLです。
PS C:\work> Checkpoint-Computer -Description "Test Check Point 2" -RestorePointType MODIFY_SETTINGS

ちなみに復元ポイントのタイプは下記の5つです。
タイプ 説明
APPLICATION_INSTALLアプリケーションのインストール
APPLICATION_UNINSTALLアプリケーションのアンインストール
DEVICE_DRIVER_INSTALLデバイスドライバのインストール
MODIFY_SETTINGSシステムの設定変更
CANCELLED_OPERATION復元ポイントの設定取り消し



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