実行中のプロセスを中止するには、Stop-Processを使います。
構文
Stop-Process -Name [プロセス名]
Stop-Process -Id [プロセスID]
Stop-Process -InputObject [オブジェクト変数]
Stop-Process -Id [プロセスID]
Stop-Process -InputObject [オブジェクト変数]
まず、プロセス名を指定する方法です。
PS C:\> Stop-Process -Name "excel"ここでは、「excel」を指定しています。
ちなみにダブルコーテーションは無くても大丈夫です。
次に、プロセスIDを指定する方法です。
いまこのようにExcelがID:392で起動していたとします。
このプロセスを停止するには次のようにします。
PS C:\> Stop-Process -Id 392
次に、オブジェクト変数を使った方法です。
いま、メモ帳が起動していたとします。
PS C:\> $proc = Get-Process -Name notepad PS C:\> Stop-Process -InputObject $proc PS C:\> $proc | Where-Object {$_.HasExited} Handles NPM(K) PM(K) WS(K) CPU(s) Id SI ProcessName ------- ------ ----- ----- ------ -- -- ----------- 226 15 3484 17060 0.06 12644 16 notepad
まず、Get-Processで名前が「notepad」のプロセスを取得して変数$procに格納します。
そして、Stop-Processの「-InputObject」で$procを指定してプロセスを停止しています。
このオブジェクト変数を使うことにより、3行目のようにHasExitedプロパティでプロセスが停止したか確認ができます。
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