
サクラエディタでは、PPAマクロというものが使えるということで今日試してみました。
まず、PPAマクロを使うためにはPPA.DLLが必要ですので、下記のサイトからダウンロードしてきます。
http://ht-deko.com/junkbox.html#PPA

PPA_124.LZHというのをダウンロードしてください。
こちらのほうにDLLが入っています。
ダウンロードした「ppa_124.lzh」を解凍すると中に「DLL」というフォルダがあります。

このDLLフォルダ内にある「Ppa.dll」をサクラエディタのインストール先のフォルダに入れてあげます。

通常、サクラエディタのインストール先は「C:\Program Files (x86)\sakura」だと思いますので、ここに「Ppa.dll」を入れます。
これでとりあえずPPAマクロの環境は整いました。
あとはマクロを作って実行するだけです。
今回試しに下記のようなマクロを作ってみました。
「get_selected_string.ppa」
// 全て選択 S_SelectAll(); // 選択された文字列をメッセージボックスに表示する MessageBox(S_GetSelectedString(0), '選択中の文字列', 0);全ての文字列を選択して、その選択した文字列をメッセージボックスに表示します。
あと、マクロファイルの拡張子はかならず「ppa」にしてください。そうしないとppaマクロとして認識してくれません。
実行例

メニューの[ツール]から[名前を指定してマクロを実行]で作成したマクロを指定して実行します。

このように全ての文字列が選択されメッセージボックスに表示されました。
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