日付や時刻の差分を求めるには、DateDiff関数を使います。
例
たとえば、2017/7/1と2017/7/20の差分(日数)を求めるには、次のように記述します。Sub GetDateTimeDiff()
Dim dt1 As Date
Dim dt2 As Date
dt1 = CDate("2017/07/01")
dt2 = CDate("2017/07/20")
MsgBox DateDiff("d", dt1, dt2)
End Sub
第1引数で算出したい時間の間隔を指定します。この例では日数ですので"d"を指定しています。この設定値については下記の表を参照してください。実行結果

東京オリンピック開幕まであと何日か?
ここでこのDateDiffを利用して、東京オリンピック開幕までの残り時間を求めてみたいと思います。いろいろ方法はあると思いますが、ここでは開幕式の時刻(2020/7/24 20:00)までの秒数を求めてから日数、時間、分、秒を算出しています。
Sub GetTokyoOlympicsDiff()
Dim timeSpan As Long
'東京オリンピック開幕式までの残り時間(秒)を求める
timeSpan = DateDiff("s", Now, "2020/7/24 20:00")
Dim d As Integer
Dim h As Integer
Dim m As Integer
Dim s As Integer
'残り時間(秒)から日数、時間、分、秒を求める
d = Int(timeSpan / 86400)
h = Int((timeSpan Mod 86400) / 3600)
m = Int((timeSpan Mod 3600) / 60)
s = (timeSpan Mod 3600) Mod 60
MsgBox "東京オリンピック開幕まで、あと " & _
d & "日" & _
h & "時間" & _
m & "分" & _
s & "秒"
End Sub
実行結果

第1引数(時間間隔)の設定値
| 設定 | 説明 |
|---|---|
| yyyy | 年 |
| q | 四半期 |
| m | 月 |
| y | 通日 |
| d | 日 |
| w | 平日 |
| ww | 週 |
| h | 時間 |
| n | 分 |
| s | 秒 |
<参考サイト>
DateDiff 関数 | Office VBA 言語リファレンス
2020年 東京オリンピックへのカウントダウン!
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