2017年7月29日

【Linux】Linux Mint にPowerShellをインストールしてみた。




Microsoftは昨年8月、PowerShellをオープンソース化し、MacやLinuxでも使えるようにしました。

MicrosoftがPowerShellをオープンソース化しLinuxやOS Xにも提供…Bash on Windowsとの差別化は? | TechCrunch Japan

ただ、残念なことにインストールできるのが64ビット版のLinuxだけなんですよね。

デュアルブートでインストールしているLinux Mintは32ビット版でしたのでインストールは断念していました。

しかし先日、Linux MintのVer.18.2がリリースされたのをきっかけに、デュアルブートを再構築し64ビット版のLinux Mintに変更しましたので、今日、試しにPowerShellをインストールしてみました。


では、そのインストール手順をご紹介します。

まあ、手順といっても非常に簡単です。

インストール

まず、GitHubのページに行きます。
https://github.com/PowerShell/PowerShell


そして、「Get PowerShell」というところから「Ubuntu 16.04」というのを探し、「Instructions」をクリックします。
(※今回は、Linux Mint 18.02を使用しているので、「Ubuntu 16.04」を選んでいます。)

すると、Ubuntu 16.04用のインストール手順が表示されますので、あとはそれにそって実行するだけです。

# 公開リポジトリのGPGキーをインポート
$ curl https://packages.microsoft.com/keys/microsoft.asc | sudo apt-key add -

# Microsoft Ubuntuリポジトリを登録
$ curl https://packages.microsoft.com/config/ubuntu/16.04/prod.list | sudo tee /etc/apt/sources.list.d/microsoft.list

# パッケージリストを取得
$ sudo apt-get update

# PowerShellをインストール
$ sudo apt-get install -y powershell


起動

インストールまで出来たら、あとは「powershell」と打ち込めば起動できます。
$ powershell


Get-ChildItemを試してみる

ためしにGet-ChildItemを実行してみました。

Windowsと表示の仕方がまったく一緒ですね。ちょっと感動です。


終了

終了するときは「exit」と打ち込めば終了できます。
> exit


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