FormatCurrency関数で数値を通貨形式の書式で表示できます。
例
Sub GetFormatCurrency() MsgBox FormatCurrency(1200) End Sub通貨記号や位置は、システムの地域の設定によって決まります。
第2引数以下の引数を省略すると、省略した引数の設定にはシステムの地域の設定が使用されます。
実行結果
表示する小数点以下の桁数を指定
第2引数に少数の桁数を指定できます。数値は四捨五入されるようです。Sub GetFormatCurrency() MsgBox FormatCurrency(200 / 3, 2) End Sub
実行結果
小数値に先行ゼロを表示するかどうかの指定
第3引数で小数値に先行ゼロ(1以下の数値の場合の先頭の0という意味?)を表示させるかどうかを指定できます。Sub GetFormatCurrency() MsgBox FormatCurrency(0.056, 3, vbTrue) End SubTrueを指定した場合。
実行結果
Sub GetFormatCurrency() MsgBox FormatCurrency(0.056, 3, vbFalse) End SubFalseを指定した場合。
実行結果
負の値をカッコで囲むかどうかの指定
第4引数で負の値をカッコで囲むかの指定ができます。Sub GetFormatCurrency() MsgBox FormatCurrency(-100, -1, vbTrue, vbTrue) End SubTrueを指定。
実行結果
カッコで囲まれた形で表示されます。
区切り記号の表示
第5引数で桁の区切り記号を表示させるかどうかの指定が出来ます。Sub GetFormatCurrency() MsgBox FormatCurrency(1234567, -1, vbTrue, vbTrue, vbFalse) End SubFalseを指定。
実行結果
カンマが無い状態で表示されます。
<参考サイト>
FormatCurrency 関数 | Office VBA 言語リファレンス
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