
Accessのファイルを開いたときに、フォームを開く前にプロシージャを実行させたいといったことがあります。
そういった場合は、AutoExecマクロを使います。
例
たとえば、標準モジュールにあるMain()というプロシージャを起動時に実行させたいとします。Public Function Main() As Boolean MsgBox "起動中..." Main = False End Function※必ずFunctionプロシージャで作成してください。Subプロシージャだと下記のAutoExecマクロで実行できません。
まず、マクロを作成します。

リボンの「作成」メニューからマクロをクリックします。

次に実行するアクションを選びます。
ここでは、「プロシージャの実行」を選んでください。
選んだら、プロシージャ名に「Main()」と入力します。

最後に名前を付けて保存をします。
名前は、「AutoExec」にしてください。
これで、Accessのファイルを開いたときに、最初にMain()プロシージャが実行されるようになります。
それでは、実際にファイルを開いてみます。

メッセージボックスが表示されました。
このAutoExecを使ってフォームが開く前にプロシージャを実行するというやり方はよく行います。
たとえば、外部データベースへの接続処理を行ったり、ログの初期設定などを行ったります。ぜひ、参考にしてみてください。
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